ドジャースのワールドシリーズMVP男・山本由伸投手(27)が、2大会連続となるWBC出場が正式に決まったことを受け、海外では所属球団の3連覇に向けて不安が伝えられている。
日本代表を率いる井端監督は26日に山本の参戦を発表し、本人も「素晴らしいチームメート、頼もしいスタッフの皆さんと一丸となって一番を目指します」とのコメントを寄せた。侍ジャパンにとっては最高の朗報となったが、ドジャースのワールドシリーズV3に重きを置く視点からは〝パンク〟が懸念されている。
米老舗誌「ON SI」(電子版)は「WBCに参加するドジャースの投手陣は2月11日(水)までにスプリングトレーニングに合流しなければならない。これは投手と捕手がキャメルバック・ランチで最初の公式練習を行う予定日の2日前に当たる」と指摘。間を置かずに14日から宮崎で侍ジャパンの強化合宿が始まり、3月6日に初戦を迎える1次ラウンド(東京ドーム)へとなだれ込んでいく。
そして、大会終了後はドジャースに戻り、162試合のペナントレースを支え、10月のポストシーズンで再び頂点を目指す。今やドジャースのエースとなった山本は日本代表でも絶対的戦力。「山本はWBCで複数回の先発登板が予想される。特に日本代表が金メダル決定戦(決勝トーナメント)に進出した場合はなおさらだ」と占った。
WBCに参加するためには、開幕よりも前倒しした調整が求められることは周知の事実。ただ、昨年のワールドシリーズ第7戦までフル稼働した山本のWBC出場が確定したことで、再び不安がぶり返した格好だ。
スペインの大手紙「マルカ」(電子版)も「ドジャース内には懸念の空気が漂っている。大谷翔平と山本由伸の2人が日本代表チームのロースターに名を連ねていることが要因だ」と伝えている。覚悟の上だろうが、昨年よりもさらに長くなる1年間の戦いは故障や息切れのリスクと隣り合わせとなりそうだ。












