DDTのKO―D無差別級王者・上野勇希(30)が、一騎打ちを控える武知海青(DDT/LDH=27)に非情通告だ。

 上野は25日後楽園大会でKO―D&ユニバーサル両選手権変則3WAY戦に出場。1本目にユニバーサル、2本目にKO―Dと自らが保持する2つのベルトをかけて佐々木大輔、クリス・ブルックスと対戦した。試合直前に右ふくらはぎを負傷し、欠場していた上野はその爆弾を攻められてペースをつかめず、1本目は佐々木がクリスをクロスフェイスロックで仕留めるのを許してしまい、王座から陥落。それでも2本目は佐々木をWRで沈めKO―Dのベルトを死守した。

 試合後、KANONから挑戦表明を受け、V6戦(3月22日、後楽園)も決まった上野は、悔しさをあらわにしつつ「だけど、後ろに戻ったわけではなく、僕の人生は進んでいくんで。リング上でも『自分は何からも逃げないんだ』って改めて思ったんです」とポジティブな言葉を口にした。

武知海青(右)を高く評価していた上野勇希だが…
武知海青(右)を高く評価していた上野勇希だが…

 王座戦前の2月22日後楽園大会で控える武知との一騎打ちに向けては「海青にも、うれしいことも悔しいことも全部含めて前に進むのがプロレスだっていうことを知ってほしい」と力説だ。16人組ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」の一員としてプロレスと二足のわらじを履く武知に「いろんな物を背負っていると思うんですけど、僕との試合では全部捨ててきてほしいです」と呼びかけた。

 その上で「これは僕が青木真也から叩き込まれたことですけど、愛があるからこそ叩き潰します。その上ではい上がってこい、と」と厳しい言葉も投げかけた。まさにわが子を谷底に突き落とす獅子の心境で試練を与えるつもりだ。