米野球殿堂は20日(日本時間21日)、2026年の殿堂入り表彰者を発表し、ロイヤルズ、メッツなどで20年プレーしたカルロス・ベルトラン氏(48)と、ブレーブスなどで17年、現役最後の2年間は楽天でプレーし50本塁打を記録したアンドルー・ジョーンズ氏(48)が選出された。1977年4月にわずか1日違いで生まれた(ジョーンズ氏が23日、ベルトラン氏は24日)希代の中堅手が同時に最高の名誉を手にした。

 殿堂入りには、BBWAA(全米野球記者協会)に10年以上所属する記者の投票で75%以上の得票が必要。26年は425票(うち白票11票)が投じられ、選出には319票が必要だった。

 資格4年目のベルトラン氏は358票(得票率84・2%)を獲得。通算435本塁打、1587打点をマークしたスイッチヒッターで、オールスター戦選出9度、ゴールドグラブ賞3度、シルバースラッガー賞2度、ポストシーズンでもOPS1・021と圧倒的な勝負強さを誇った実績が評価された。

 一方、資格9年目で悲願を達成したジョーンズ氏は333票(78・4%)を得た。通算434本塁打、1289打点に加え、中堅手として歴代屈指の守備力を武器に10年連続でゴールドグラブ賞受賞、オールスター戦選出5度、シルバースラッガー賞1度の功績が認められた。

 両氏は昨年12月7日に時代別に選手を選考する委員会によって選出されたジェフ・ケント氏とともに、7月26日(同27日)にニューヨーク州クーパーズタウンで開催される式典で表彰される。

 今回の投票では、チェイス・アトリー氏(フィリーズ他)が251票(59・1%)の得票で次点となり、資格最終年だったマニー・ラミレス氏(レッドソックス他)は165票(38・8%)で資格を失った。また、新たに資格を得た12人のうち、コール・ハメルズ氏は101票(23・8%)を得たが、残る11人は得票率が5パーセントに満たず、翌年の対象から外れた。