巨人のリチャード内野手(26)が「ポスト・岡本」として大きな期待を集めている。
長らく不動の4番打者だった岡本和真内野手(29)がブルージェイズに移籍。打線の核を失った形の球団側は後継者探しに奔走し、新たな主砲候補としてボビー・ダルベック内野手(30=前ロイヤルズ3A)を獲得した。しかし、リチャードこそが新4番の有力候補とみる向きもある。
チームスタッフの一人は「リチャードは守備がうまい。これはすごいアドバンテージになる。もしずっとレギュラーで出続ければ、一塁もしくは三塁でゴールデン・グラブ賞も取れるくらいで、守備のうまさは一番の持ち味。出場数が増えれば、20本塁打以上いくのではないか」と占った。
仮に打撃不振となっても守備で抜群の安定感を維持できれば、出場機会を増やせる可能性がある。昨年5月にソフトバンクからトレードで電撃加入し、巨人では77試合に出場してキャリア最多の11本塁打を記録。試合数を増やせれば、さらにアーチを量産できるとの見立てだ。
また、本人の性格面も覚醒への追い風になりそうだという。2月1日から宮崎で始まる春季キャンプには今年が初参加となる。別のスタッフは「リチャードはシーズン中盤からいろんな人にアドバイスを聞いて、ジャイアンツ手帳にコツコツと記入していた。ああいう素直なところは感心する」と目を見張る。スポンジのような吸収力で技術が大幅に向上する可能性もゼロではない。
「ロマン砲」と言われ続けて今季で9年目。20日にジャイアンツ球場で自主トレを行ったリチャードは「いつかはホームラン王を取りたいです」と息巻いた。ライバルは強力だが、大ブレークで4番を勝ち取れるか――。













