キューバ代表を切望しながらもキューバ野球連盟(FCB)の上層部の態度を不服とし、一転して出場拒否の姿勢を取っていたドジャースのアンディ・パヘス外野手(25)が正式に辞退を表明した。

 キューバメディア「PELOTA CUBANA」を通じて「改善すべき点がたくさんあり、長い1年に向けて準備しなければなりません。最も重要なことに集中しなければなりません」と新シーズンに向けて体調面を優先させることを理由とした。

 デイスペル・エルナンデス(ブレーブス)、アンディ・イパネス(ドジャース)も不参加を表明しており、キューバ代表は深刻な弱体化を余儀なくされるが、背景にはFCBがキューバ系アメリカ人選手を拒否していることが挙げられている。パヘスもFCBへの不信感から態度を硬化させたと見られた。

 キューバメディア「キュバヘッドライン」は「パヘスや他の主力選手の不在により、キューバ代表がWBCでの表彰台を獲得する可能性が損なわれる。連盟とキューバ系アメリカ人選手との間の緊張関係を浮き彫りするだけではない。MLBから獲得可能な選手の才能の参加を制限する内部方針の中で代表チームの競争力を維持する課題も出てくる」とMLBとの関係にも警鐘を鳴らしている。