WBCを控える韓国代表がダブルショックに見舞われた。ブレーブスに所属するキム・ハソン内野手(30)が右手中指の筋断裂で手術を受けることが18日(日本時間19日)に判明。全治4~5か月と見込まれており、WBC出場が絶望となった。

 さらに韓国代表入りを熱望していたカージナルスの若手有望株、J・J・ウェザーホルト内野手(23)は代表入りの資格がないことも発覚。韓国人の祖母を持つウェザーホルトはこの日、米メディアに「残念ながら韓国人として十分ではなかった。出場権を得るには直系の親が必要なんです。私の祖母が(韓国の)市民権を持っているんです。それは私の夢でした。祖母も年老いてきたので、祖母にとって本当に大きな意味のあるものと思ったので、ぜひプレーしたかったんです。でも残念ながらそれができなくなってしまった」と語った。

 WBCは両親の国籍が当該国であれば、出場が可能となる。前回大会では母親が韓国人のトミー・エドマン内野手(ドジャース)が韓国代表入りし、今大会は韓国人を母に持つライリー・オブライエン投手(カージナルス)が韓国代表としてプレーする予定。ただ、ウェザーホルトは両親が韓国籍ではなく、無念の除外となった。

 ウェザーホルトは2024年のドラフト1巡目(全体7位)でカージナルス入りした超有望株。遊撃、二塁、三塁を守り、昨季は傘下2A、3Aで109試合に出場して打率3割6厘、17本塁打、59打点をマークした。韓国メディア「聯合ニュース」は「アトランタ・ブレーブスのキム・ハソンとサンディエゴ・パドレスのソン・ソンムンという2人のスター選手が負傷で欠場する韓国の内野陣を、彼が補強できたということは間違いないだろう」と嘆いた。