ヤンキースからFAとなっているコディ・ベリンジャー外野手(30)の争奪戦に新展開だ。ニューアーク・スターレジャー紙のボブ・クラピッシュ記者は18日(日本時間19日)に自身のX(旧ツイッター)に「ヤンキースはメッツや他球団が破格の条件で参入してきた場合でも、コディ・ベリンジャーの獲得競争には加わらない方針を決定した」と投稿した。

 ヤンキースの提示は5年総額1億6000万ドル(約252億円)。2度のオプトアウト(契約破棄)条項を含むという。「ヤンキースは公正な提案だと確信しており、ベリンジャーを放出する覚悟もできている」という。

 ベリンジャーは昨季、主に3番、4番として152試合に出場。打率2割7分2厘、29本塁打、98打点、勝利貢献度を示すbWAR5・1を記録し、移籍1年目でチームに欠かせない存在となった。残留を願っているだろう。

 だが、ピート・アロンソ内野手(31)を失ったメッツや、カイル・タッカー外野手(28)の獲得に失敗したブルージェイズらが、代理人スコット・ボラス氏の求める「7年契約」に応じる可能性も残されており、最後の大物野手ベリンジャーをマネーゲームに発展する可能性もある。

 ベリンジャーがヤンキースのオファーを受けなければ24年12月にメッツと15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時)で契約したファン・ソト外野手(27)に続いて、貴重な戦力を失うことになる。キャッシュマンGMらフロント陣に対してファンの怒りが爆発しそうだ。