ソフトバンク・柳町達外野手(28)が野球ゲームも発奮材料に、さらなるレベルアップを図る。福岡市内の商業施設で18日にトークショーを行い、詰めかけた200人以上のファンと憩いの時間を過ごした。

 昨季はチーム最多となる131試合に出場し打率2割9分2厘、6本塁打、50打点の好成績を残し、出塁率3割8分4厘で最高出塁率のタイトルも獲得。飛躍のプロ6年目となり、今季は「3割」「2桁本塁打」「OPS8割超え」を目標に掲げ、長打力アップへウエートなどに重点的に取り組んでいる。柳町は「今のままではまだ(チーム内で)置いていかれてしまう。長打が出れば、もっと怖い存在になれると思う」と闘志を燃やした。

 そんな柳町の発奮材料の一つとなっているのが、人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」だ。柳町も慣れ親しんでいる「パワプロ」は、実在の選手の成績が能力データに反映される仕組み。そのため柳町は「(自分の能力値は)見ますね。めちゃくちゃ気になってます」という。

 昨年の飛躍により、最新バージョンでは強力な特殊能力「アベレージヒッター」が付いたが「(プレー時は)僕はスタメンから外す。使いたくない」とキッパリ。現在の基礎能力である「ミートC」「パワーD」は〝柳町監督〟にとっては満足できる数値ではなかった。

 能力値アップに必要なのは自身の長打力アップ。「一番使いやすい選手になりたい」とゲーム世界で目指すのは「ミートB」「パワーB」だ。これは同僚かつ球界屈指の打者である近藤と肩を並べる数値。近藤も数年かけて長打力を磨きあげており、そのスイングスピードを上げるためのバット軌道は、柳町も参考にするところだ。

「パワプロ」からも刺激を受け、現実でもゲームの世界でも一番使いやすい選手へ。アップデートの2026年シーズンへ挑む。