ドラゴンゲート18日の後楽園ホール大会で望月成晃(56)、ドン・フジイ(55)組が極悪軍団「我蛇髑髏」のISHIN(28)&加藤良輝(29)を撃破し、アジアタッグ第129代王者に輝いた。

 全日本プロレスが管理する同ベルトは、昨年12月の代々木大会で悪行ファイトの末にISHIN&加藤がMUSASHI&吉岡世起を破ったことでドラゲーマットに流出。初防衛戦となったこの試合は、斎藤了GMの提案で全日本の和田京平名誉レフェリーが裁くことになった。

 和田レフェリーの見事な采配で試合は極悪軍の介入なく進行。挑戦者組は、望月が豪快なトペ・コンヒーロをISHINに見舞うなど善戦するが、若さで勝る我蛇髑髏軍にペースを握られる。フジイはISHINと一騎打ち状態になりエルボー・ラリアートの連打で窮地に陥った。それでもフジイは一瞬の隙をつき、起死回生の首固めに丸め込むと、逃亡を許さず3カウント。晴れて新王者となった。

加藤良輝(左)を攻めるドン・フジイ
加藤良輝(左)を攻めるドン・フジイ

 試合後にはフジイの要請に応え、観戦していたフリーアナウンサーの宮根誠司がリングイン。宮根からベルトを巻いてもらった望月は「このベルトが〝シブい男たち〟に巻かれたがってたんだよ」としたり顔だった。

 現在、全日本プロレスではアジアタッグ王座への挑戦権をかけたトーナメント戦「ゼンニチJr.タッグフェスティバル(2月15日、後楽園で開幕)」が予定されている。望月は「できれば井上(凌)、望月ジュニア組とやりたい」と息子であるジュニア組の優勝を祈願。「アジアタッグかけて親子対決できたら、こんな面白いことないね」と笑顔を見せた。

 その上で望月は「タッグトーナメントが終わるまでふんぞり返ってるつもりはない。名乗りを上げる奴がいればどんどん防衛戦をやっていくから」と目の前の戦いを見据えていた。ベルトを巡る〝王道VS龍〟の戦いの行方は――。