WWEの女子US王者で〝美しき狂気〟ことジュリアが、イヨ・スカイ&リア・リプリーの保持するWWE女子タッグ王座に挑戦できるチャンスを得た。

 新年早々2日のスマックダウンで、チェルシー・グリーンからUS王座を奪回。先週には、代理人キアナ・ジェームズにナイア・ジャックス&ラッシュ・レジェンドの介入があったとはいえ、シングル最高峰王座戴冠5度の〝大物〟アレクサ・ブリスを相手に初防衛に成功した。

 16日(日本時間17日)のスマックダウン(英ロンドン)ではキアナと組んで、体調不良から復帰した〝女王様〟シャーロット・フレアー&アレクサとタッグ戦で激突した。ジュリアとキアナは実績ではるかに上のシャーロット&アレクサに、連係を駆使して攻め込む。ジュリアはアレクサにドロップキックを放つと、両手を掲げて挑発する。

両手を広げてアレクサ・ブリス(下)を挑発するジュリア(©AbemaTV,Inc.)
両手を広げてアレクサ・ブリス(下)を挑発するジュリア(©AbemaTV,Inc.)

 ローンバトルを強いられたアレクサだが、やはりしぶとい。ジュリアの突進をコーナーでかわすと、代わったシャーロットが獅子奮迅の大暴れ。ジュリアは強烈な逆水平チョップを浴びた。エルボー弾の打ち合いで粘るが、キアナがアレクサに捕まり、必殺のシスターアビゲイルDDTを浴びて3カウントを奪われた。

 元タッグ王者コンビには歯が立たず完敗。ところが、試合後に混乱が起きる。ナイア&ラッシュが突如乱入し、ナイアはジュリアをエプロンに叩きつけた。続けてシャーロット&アレクサを蹴散らすが、ブチぎれたジュリアは巨体のナイアに突っかかる。キアナに止められ、衝突は避けたられたが、新たな遺恨が勃発した。

乱入してきた巨体のナイア・ジャックス(左)に突っかかるジュリア(©AbemaTV,Inc.)
乱入してきた巨体のナイア・ジャックス(左)に突っかかるジュリア(©AbemaTV,Inc.)

 これにより、次回のスマックダウンで、ジュリア&キアナ vs シャーロット&アレクサ vs ナイア&ラッシュで、トリプルスレット形式のタッグ王座挑戦者決定戦が行われることに。ジュリアには、日本の先輩イヨとタッグタイトルを争うチャンスが生まれた。

 そのイヨ&リアには、前回ロウで挑戦者決定戦を勝ち抜いた、リブ・モーガン&ロクサーヌ・ペレスが「サタデーナイツ・メインイベント」(24日=同25日、カナダ・モントリオール)で挑戦することが決まったばかり。ジュリア組まで加わった女子のタッグ戦線は激化する一方だ。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。