ドジャースがまたしても大補強を敢行し、米球界に衝撃を与えている。FA市場の目玉だったカイル・タッカー外野手(28)と4年総額2億4000万ドル(約380億円)で合意したと、15日(日本時間16日)に報じられた。
昨季までワールドシリーズで2年連続優勝を果たし、目指すは21世紀初となるV3。水面下で繰り広げられたタッカー争奪戦ではメッツ、ブルージェイズとの三つどもえの戦いを制する形となったが、同時にデーブ・ロバーツ監督(53)が語っていた今オフの補強スタンスとの〝ギャップ〟がクローズアップされ始めている。
昨年12月上旬にロバーツ監督は「特に大きく動く必要はないと思います」と発言。ウイークポイントはあるにせよ、連覇を成し遂げたロースターに一定の満足感を示し、フロントトップのフリードマン編成本部長をはじめ、大型補強には消極的と映る言葉を残していたからだ。
だが、ロバーツ監督の直後に、球団はメッツからFAとなっていた絶対的守護神・ディアスと3年総額6900万ドル(約108億円)で電撃合意。平均年俸はリリーフ投手として史上最高額というおまけ付きだった。そして今度は大物のタッカーを獲得に至った。
米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「デーブ・ロバーツ監督が述べた発言を見直すと、あまりいい印象を与えない(もちろん、彼自身はまったく気にしていないだろう)」と報道。「当時、彼は2026年も同じメンバーで戦っても問題ないと述べた。さらにFA市場で『大きな動き』をする必要すらないとまで言った。しかし、予想通り、まったくもって真実にはならなかった」と〝ウソつき〟といわんばかりに皮肉った。
繰り返された大型補強でドジャースは大幅に戦力を増強させたが、見通しと現実の乖離でロバーツ監督にとっては〝ブーメラン発言〟となっている。












