新日本プロレスの永田裕志(57)が、自身がプロデュースする18日佐倉大会での「アスリートカルテット」結成の真意を明かした。

 永田は同大会のメインで東京五輪柔道100キロ級金メダルのウルフアロン、ボルチン・オレッグ、矢野通と組んでEVIL&成田蓮&高橋裕二郎&ディック東郷と対戦する。「柔道のメダリストが入ってきたことでも分かるように、新日本プロレスにはアスリートを受け入れる土壌があるわけだからね。今後柔道家でプロレスに興味がある人がいれば、受け皿になれるということを世にアピールするためのアスリートカルテットといったところかな」と意図を説明。「ウルフに手伝ってもらって、柔道の大会に連れて行ってもらったりっていうのもアリかもしれない」と、スカウト部長としての方針も示した。

 今大会で初めてメインイベンターを務めるウルフとの共闘プランは、昨年から固まっていたという。ウルフは4日東京ドーム大会でEVILからNEVER無差別級王座を奪取する鮮烈デビュー。「ケガだけはしないでくれよと思ってたら、素晴らしい試合をして。もう言うことないよな。五輪スラムなんて完璧だもん。ただ五輪スラムって(名称を)使うとマズいらしいから、ウルフスラムでいいじゃん」と絶賛しつつ、勝手に他人の技に命名した。

 その一方で永田は「デビュー戦をあれだけ完璧にやったとはいえ、これからうまく行くばかりのプロレス人生にはならないと思う。どんどんボロを出していくうちに成長してくれるかなと」と予想。「逆にウルフに注目が集まっているうちに、辻(陽太)なり新世代の連中が自分たちの実力をお客さまに見せつけるチャンスではあるよね。K.O.B(Yuto―Ice&OSKAR)の出現によってあの世代に化学反応が起きているのも面白いと思うよ」と、スーパールーキー効果による新日本マットの活性化に期待を寄せていた。