巨人・甲斐拓也捕手(33)が13日、地元・大分の別大興産スタジアムで自主トレーニングを公開した。2022年から同地で行われている自主トレは、午前6時半からの散歩に始まり、9時から夕方16時過ぎまで猛練習。自主トレではなく「合宿」と称してジャイアンツの後輩捕手・山瀬と東妻(DeNA)、石塚(ソフトバンク)ら他球団の捕手9人に、女子プロゴルファーの阿部未悠などさまざまな分野のスペシャリストも加わり濃密な時間を過ごしている。
甲斐は「人数が多いのは大変な部分もあるんですけど、他チーム(の特徴)も見れますし、若い選手のプレーを見て学ぶこともあるので楽しいです」と充実した表情。「運を味方につけることが大事。(集合時間に)ぎりぎりに来たり、寝癖がついていたりしても違う。(捕手は)私生活からちゃんとして信頼されないといけないというところも教えていかないといけないと思ってる」とも続け、私生活の振る舞いに至るまで若手たちに助言を授けた。
育成6位でソフトバンクに入団し、正捕手として4年連続日本一に貢献、前大会のWBCでは世界一にも輝いた。日本球界屈指のたたき上げ捕手として多くの捕手たちから熱い視線を集める「甲斐塾」には今や、NPB球団だけでなく独立リーグの選手も弟子入りを希望するなど参加希望者が絶えないという。バッテリーコーチだけでなく守備および打撃部門のコーチ、理学療法士など多方面の専門家がそろい、「甲斐塾」のチーム内から「国内捕手の自主トレの中で最も精鋭ぞろいの〝アベンジャーズ集団〟では」と自負する声も上がる。まさに捕手たちにとって「憧れの鍛錬場」となっている。
その人望は、国内にとどまらない。今年の自主トレには過去のWBCで韓国代表に選ばれた選手や、今春の第6回WBCでの韓国代表入りが有力視される選手も参加を熱望していたという。現時点で参加者が多く、WBCで韓国はライバルチームにあたることから結局〝日韓合同自主トレ〟は実現しなかったものの「甲斐伝説」は海を渡っても影響絶大。今後も甲斐のもとへ、多種多様なジャンルの入門希望者が殺到しそうだ。












