ブルージェイズに移籍した岡本和真内野手(29)の穴を埋めるのは――。巨人の「不動の4番」が4年6000万ドル(約94億円)の大型契約でブ軍と契約。主砲のメジャーでの成功を願う一方でチームは厳しいスタートを切ることになる。
もちろん手は打っている。〝ポスト岡本〟候補の一人として補強したのが前ロイヤルズ傘下3Aのボビー・ダルベック内野手(30)。メジャー通算本塁打、マイナー通算161本塁打の打棒を誇る。
とはいえ、日本独特のキャンプや時差ボケ、夏の湿気に猛暑と、新助っ人が乗り越える課題は多い。チーム関係者の一人は「去年のシーズン序盤のキャベッジのように、日本の野球にうまくハマればラッキーという感じでしょう」と、やや渋い表情を浮かべていた。
もちろん昨季打率2割6分7厘、17本塁打をマークしたキャベッジや11本塁打のリチャードなども〝ポスト岡本〟候補となるが、ある若手選手が候補者として急浮上した。
それが2024年ドラ1の石塚裕惺内野手(19)だ。1年目の昨季は開幕前に左手首を負傷するなど、2度の戦線離脱を余儀なくされたが、昨年11月から派遣された豪州ウインターリーグで躍動。打率3割超、3本塁打と未来の主力として期待を高めた。
6日には山口寿一オーナー(68)が期待する選手に石塚を指名。「今年で2年目ですから、まだまだ先が長いけど、一軍で何試合かでも経験を積んでくれるとまた違ってくるかなと思います」とうなずいた。
別のチーム関係者も石塚のポテンシャルの高さを評価しつつ「(岡本)和真も高卒3年目で一軍の試合に出続けた。石塚だって今年2年目だが、一軍にずっと帯同すれば和真の後釜になれるチャンスだってある。もう、なるしかないと思う」と熱い期待を寄せていた。
今シーズンでプロ2年目を迎える背番号23は強打者として、開幕から存在感をアピールすることはできるのか。












