女子プロレス「マリーゴールド」のスーパーフライ級&GHC女子2冠王者の岩谷麻優(32)が、林下詩美(27)に敗れ〝戦意喪失〟だ。

 3日の大田区大会でGHC女子王座を初戴冠。試合後に詩美から挑戦を表明されたが、同王座の実行委員会の承諾なしでは決められないと返事を保留にした上で24日に後楽園ホールで行われる岩谷の15周年記念興行での一騎打ちが決定した。

 一騎打ちを目前に控えた12日の後楽園大会で岩谷はユナイテッド・ナショナル王者のビクトリア弓月と組み、ワールド王者・青野未来&前同王者の詩美とスペシャルタッグマッチで対戦した。

岩谷麻優(上)を持ち上げて攻撃する林下詩美
岩谷麻優(上)を持ち上げて攻撃する林下詩美

 マリーゴールドの〝トップ4〟がそろった同試合は25分を超える大激戦となった。一進一退の攻防を展開が続いたが、残り時間が5分を切ったところで岩谷が詩美にトぺ・スイシーダ、弓月が青野にプランチャを決め流れを奪った。

 岩谷は得意のムーンサルトプレスを狙ったが、コーナーで青野に阻まれると詩美との合体技でマットに叩きつけられてしまった。さらに詩美のラリアートをくらった岩谷は最後ハイジャックボムを決められ3カウントを献上した。

 試合後、詩美から「今日、私が直接岩谷から勝ったよ。これでGHCのベルトかけてくれるでしょ?」と再び挑戦を表明された。これに疲労困憊の様子の岩谷は「頭がボーっとしててさ…新年からやってくれたね。大ダメージだよ…」とつぶやいた。だが詩美に敗れた事実を認めると「この次の後楽園シングルマッチはGHCをかけて戦いたいよ? …けど別にチャンピオンだからといって権限ないからさ、直接実行委員会に聞いてもらってもいい?」と呼びかけた。

 詩美から「実行委員に聞いといてほしいから、チャンピンに直接頼んでんだろ。もういい、岩谷には頼まない。私が直接実行委員さんに直訴しに行くからもう頼まないから」という言葉を投げかけられたが、呆然としたまま弓月におぶられてリングを後にした。