女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王座戦(3日、大田区総合体育館)は王者・青野未来(35)が、因縁の桜井麻衣(35)を破り、初防衛に成功した。

 昨年1月3日の大田区大会では当時ユナイテッド・ナショナル(UN)王者の青野が、桜井をV4戦で迎え撃つも、防衛に失敗。桜井に王座を奪われた同じ日、同じ会場で行われた王座戦であるだけに、青野は緊張した面持ちで入場した。

 試合前には先日「秘密特訓」で蹴りを習った元K-1ファイターで正道会館最高顧問の角田信朗師範から激励の言葉を送られ、気合の入った青野は序盤から奮闘。桜井から猛攻にも押し負けず、場外乱闘では花道でランニング・ローキックを見舞った。

桜井麻衣(手前)を掟破りのグロリアスドライバーで沈めた青野未来
桜井麻衣(手前)を掟破りのグロリアスドライバーで沈めた青野未来

 だがその後、桜井にテーブル上でパイルドライバーを決められ、場外でうずくまる大ピンチ。それでも意地で立ち上がり、パワーで振り切って無理やり流れを奪う。残り試合時間が5分を切ったところで雪崩式スタイルズクラッシュを敢行。最後は掟破りのグロリアスドライバーで3カウントを奪った。

 試合後「青野コール」を浴びた王者は「ワールド王座初防衛に成功しました! このカードは去年同じ日、同じ場所で行われた同じカードなんです。その時はUNを取られ、今でも忘れられないくらい悔しい年の始まりでした。でも、1年越しで私は桜井麻衣に勝って、このベルトを防衛した。私はこれから桜井麻衣をもっともっと追いつけないぐらいまで高いところまで行って、引き離します」と宣戦布告した。

 そして12日の後楽園で林下詩美とタッグを組み、GHC女子&スーパーフライ級王座の2冠王者・岩谷麻優&UN王者のビクトリア弓月と対戦することを提案。3人もリングに登場し、快諾するとスペシャルタッグマッチの実現が決定的になった。

 最後には「2026年もこの最高なメンバーでマリーゴールドもっともっと上に行きますので、みなさん今年もどうぞ応援よろしくお願いします」と呼びかけ「シャインフォーエバー・マリーゴールド!」を大合唱し大会を締めた。