ソフトバンク・近藤健介外野手(32)が9日、鹿児島・徳之島天城町で行っている自主トレを公開した。今年もオリックス・西川ら「チーム天城」のメンバーを帯同。朝8時から始動し、午後4時すぎまでみっちりと汗を流した。
3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を控える特別な2026年。9年目となった天城での自主トレにも、自然と力が入っている。「気持ちのスイッチ。ここでやる意味がある」と練習環境の整備が年々充実する天城町への感謝を語りつつ、新シーズンを見据えた。
昨季は開幕直後に腰を手術。戦列復帰後も左かかと痛や左脇腹痛に悩まされるなど出場75試合にとどまり、不完全燃焼に終わった。「(小久保監督に)レギュラーと言ってもらって半分しか出られなかった。そこは本当に申し訳なかった。レギュラーと言われている以上は、やっぱり143試合(に出てこそ)」と固い決意を語った。
全試合グラウンドに立ち続けるため、負担を軽減しながら技術のレベルアップに余念がない。「強さよりも、幅を持って対応できるスイングの軌道」を意識。投手の高速化を念頭に、対応力を上げている。「本当に速くなっているんで。前で打つのも難しくなっている。詰まった時でも、刺された時でも、変化球で泳がされた時でも対応できるように」。出塁率にこだわって、もう一度強みを取り戻し、チームに貢献する打撃を追求している。
ホークスと侍ジャパンを再び「頂」に導く――。近藤はかねて井端ジャパンでも中心を担ってきた主要メンバー。今春のWBC出場に改めて意欲を示すなど、2大会連続制覇への思いは人一倍だ。「連覇がかかっているのは日本だけ。他国もすごいメンバーが揃っているので、簡単な戦いは1試合もないと思っている。(本番まで)自分ができることの範囲でしっかり準備してやっていきたい」と力を込めた。
WBCイヤーとなった前回の23年は「世界一」からの本塁打王、打点王――。あの輝きを今年も再現する。












