ヘンリー王子の英国における安全保障上の権利が見直されている中、王室専門家は、メーガン妃が夫の帰国に帯同した場合、妃が標的とされる可能性があると警鐘を鳴らした。英紙ミラーが6日、報じた。

 先週にはヘンリー王子にストーカーの恐怖が忍び寄っていることで、英国訪問時に公費でまかなわれる武装警察の警護が付く見通しであると報じられており、内務省はこの件を改めて検討すると表明した。しかし王室専門家は、ヘンリー王子が英国で納税者負担の警備資格を復活させれば、メーガン妃が「標的」になる可能性があると指摘している。

 ヘンリー王子とメーガン妃が王室の公務から離脱して米国に移住することを決めた2020年2月、王室および公人保護執行委員会(RAVEC)の決定により、ヘンリー王子は英国で公的資金による警察警備を受ける自動的な権利を失った。

 だが新たな報道によると、ヘンリー王子の英国訪問に関する警備体制は改めて見直されており、内務省は新たな脅威(リスク)評価を開始しているという。ヘンリー王子夫妻に近い情報筋によれば、王子は英国滞在中の武装警察による警護が再開されることを確信しているという。

 この動きに対して元BBC王室担当記者のジェニー・ボンド氏は、たとえヘンリー王子にそのような安全が認められたとしても、メーガン妃が英国への方向に同行する可能性は低いと主張する。

 ボンド氏は英紙「アイ・ペーパー」への寄稿で「英国民の多くはヘンリー王子とその家族の和解を喜ぶだろう」と述べたものの、メーガン妃を好意的に受け止めるかどうかについては「あまり確信していない」と主張している。

 同氏は「メーガン妃の英国訪問は、慎重に計画され、監視される必要があるでしょう。彼女は王子ほど生命の危険にさらされることはないかもしれませんが、群衆に好かれる術をまだ持っている王子よりも、言葉による反発の標的になる可能性が高いでしょう」と警鐘を鳴らしている。

 ポンド氏は以前にもリシ・シナク前首相に同様の安全対策が講じられていることを踏まえ、ヘンリー王子は母国にいる間は、納税者から資金提供された保護を「受けるに値する」との見解を示していた。