新日本プロレス4日の東京ドーム大会で、棚橋弘至(49)が約26年の現役生活に幕を下ろした。
この日の超満員札止めとなる4万6913人が詰めかけた同大会では、団体をエース兼社長として支え続けてきた棚橋弘至が、オカダ・カズチカ(38=AEW)との引退試合で激突。30分を超える激闘の末、敗北しレスラー人生に完走した。
試合後にはリング上で引退セレモニーが行われ、これまで数々の名勝負を生み出したライバルの米AEWのケニー・オメガ、ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイト、飯伏幸太、柴田勝頼に加え、棚橋の師匠である藤波辰爾と武藤敬司も登場。花束を送られると大粒の涙を流した。さらに昨年5月に退団した「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)」の内藤哲也とBUSHIもサプライズ登場し、会場は大盛り上がり。内藤が拳を突きあげると、棚橋も拳を合わせた。
縁深いレスラーたちと最後の時間を共有した棚橋は「僕が新日本プロレスで夢見た超満員が見れました。今日、僕は引退しましたが、これからも新日本プロレスの選手は全力で戦っていくので、皆さん応援よろしくお願いします。ありがとうございました」とファンに感謝の言葉を述べた。
この日会場に集まった4万6913人の観客から大「棚橋コール」が送られたエースは、満面の笑みを浮かべ最後のエアギターを披露。その後、会場に響き渡る引退の10カウントゴングを噛みしめると、ゴンドラに乗り込んで会場を一周。ファンに手を振り、別れのあいさつを交わした。
マイクを持った棚橋は「一つだけ僕の中で確信できたことがあります。それはプロレスを好きになって、本当によかったです。26年間、最高のレスラー人生を送れたのはファンの皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました。完全燃焼、やり切りました」と晴れ晴れとした表情で語った。
そして最後には「超満員の東京ドームの皆さん愛してま~す!」と絶叫し、セルリアンブルーのマットに別れを告げた。













