新日本プロレス4日の東京ドーム大会に、昨年5月に退団した「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)」の内藤哲也(43)が電撃登場した。
この日の大会では団体をエース兼社長として支え続けてきた棚橋弘至の引退試合が行われた。オカダ・カズチカ(AEW)との激闘の末にに敗れて現役生活にピリオドが打たれると、試合後のリング上では引退セレモニーが行われた。
セレモニーには米AEWのケニー・オメガ、ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイト、飯伏幸太、柴田勝頼に加え、棚橋の師匠である藤波辰爾と武藤敬司も登場。縁深いレスラーたちが集結した。
そして記念撮影が終了し、リング上が棚橋一人となったその直後だった。何と内藤の新日本時代の入場曲「STARDUST」が鳴り響き、超満員の東京ドームからは特大の「内藤」コールが発生。現在の入場曲「EL COMIENZO」に変わると、BUSHIとともに内藤が花道に姿を現した。
内藤にとって棚橋は新日本に入団するキッカケとなった憧れの存在。最後の最後に再会を果たすべく、ラストマッチとなった昨年5月福岡大会以来、新日本のリングにやって来た。マイクを握ると「ブエノス・ノーチェス! 東京ドーム! 俺は武藤敬司選手に憧れてプロレスファンになり、そしてあなたを見て新日本プロレスに入門しました。去年退団した俺にまた東京ドームの花道を歩く機会を与えてくれてありがとうございました。もう二度とリングで戦うことはないでしょうが…いやないでしょう。ないけど、またいつかこの新日本プロレスのリングであなたに会えることを楽しみにしてるぜ。その日までアディオス!」とアピール。内藤が拳を突き上げると、棚橋も拳を合わせて奇跡のツーショットが実現した。
最後に棚橋に唾を吐きかけてリングを降りたのはご愛嬌。制御不能男が、100年に一人の逸材の最後の舞台に花を添えた。














