伝統レースかつ正月風物詩の箱根駅伝で、近年はランナーの足元への注目度も高まってきた。厚底ブームを機にシューズメーカーの開発競争が活発に。ウエアの話題も含めて、各社がX(旧ツイッター)アカウントで関連情報を発している。
アディダス ジャパンのアカウントは3日、6区で区間賞の創価大・小池莉希について「山下りの新星、現る」と速報した。写真のユニホームの胸には同社の3本線マーク。「青と赤のアディゼロ」とシューズ名にも触れている。
往路の2日には「シン・山の神爆誕。怪物の独壇場」と5区で驚異的な区間新を叩き出した青学大の黒田朝日をたたえ、往路優勝を飾った同大について「三連覇へ、ただ突き進むのみ」として投稿を締めくくった。「俺たちが、國學院の名をとどろかせる」として選手2人の名のハッシュタグをつけたポストも行っている。両校のユニホームもアディダスだ。
アシックス・ランニングの国内Xアカウントも3日、選手や学校名を挙げずに「7区で区間最速を記録」と投稿した。シューズのみの写真と商品名は記している。往路では早大の投稿をリンクさせ、「区間賞獲得おめでとう」と、区間記録に迫る好走を見せた4区の1年生・鈴木琉胤をたたえた。
ナイキ ジャパンのXは「その1秒のために、一つになれ」「全員が、切り札だ」「何者かを、見せてみろ」「速さで、つらぬけ」などと4種類のメッセージのそれぞれに、東洋大、駒大、東海大、中大のハッシュタグをつけた。
ミズノはランニング・アカウントで元日に大学名を挙げて連投。「MIZUNOは、日本体育大学の挑戦と共に」という形で、東京国際大、神奈川大、日大への連帯感を示した。
とりわけ競技ランナーのシューズでは、「ヴェイパーフライ」で2018年ごろに厚底ブームを巻き起こしたナイキが箱根駅伝も席巻。使用率9割と報じられた。国内の雄・アシックスがレース名を出さずに「負けっぱなしで終われるか」と全国紙の全面広告で訴えたのは22年の元日。前年の1月、レースからアシックスが消えたと明かしていた。
以後、各社が新規開発を進めており、アシックスの巻き返しやアディダスの伸張などによりナイキ〝1強〟は終わった模様。Xでのメッセージは各社の手ごたえを示すものになりそうで、投稿が注目される。









