中日・井上一樹監督(54)が高橋宏斗投手(23)を投手キャプテン、岡林勇希外野手(223)を野手キャプテンに任命。今年24歳になる年男2人にチームのリーダー役を任せることになった。

「リーダーはベテランでしょっていう概念を捨てて投手のチームリーダーは高橋宏斗、野手のチームリーダーは岡林勇希。(2026年の)新しいユニホームは(キャプテンマークの)Cを付けさせる」。20代前半の選手にキャプテンを任せるのはこれまでのドラゴンズではなかったこと。若手をリーダーに据えることでさらに成長を促し、チームの勢いにつなげる狙いがあると見られる。

 20代前半とはいえ、高橋宏、岡林の2人は実績十分だ。24年に最優秀防御率のタイトルに輝いた高橋宏は昨季は8勝10敗、防御率2・83と数字的には前年(24年)を下回ったものの先発の柱としてシーズン通じてローテーションを守り通した。打率2割9分1厘、5本塁打、35打点、17盗塁の岡林は12球団で唯一のフルイニング出場を達成。最多安打のタイトルに加えて、ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝き竜のリードオフマンとして確固たる地位を築いている。

 井上監督はこれまでも「よっぽどのことがない限りローテーションを外さない」「よっぽどのことがない限りスタメンを外さない」とハッパを掛けてきたが、2人はその期待に十分応えてきたからこそのキャプテン任命なのだろう。「これはお前たちが引っ張らなきゃダメでしょという俺からのメッセージ。年齢ではなく、それなりの数字を残して引っ張ってきたという実績をこれからも作ってほしいという願いを含めての〝C〟なのでそこは2人への期待しかないです」。キャプテンを任された高橋宏と岡林が今季どんな活躍を見せるか注目だ。

岡林(左)とじゃれ合う井上監督
岡林(左)とじゃれ合う井上監督