中日OBや地元放送関係者の間で、井上一樹監督(54)について「強運説」がささやかれている。来季の逆襲に向け、竜の指揮官がいい流れを引き寄せていると感じているのだ。
井上監督は12日に東海ラジオの「ガッツナイターNext」に生出演。「(ドラフト1位の)中西聖輝投手が単独指名で獲れたのは、信じられないくらい」とドラフト会議を振り返ると、MCの源石和輝アナウンサーは「井上監督はやっぱり持っているなと思いました。去年は1/4の確率で金丸夢斗投手を引き当て今季は中西投手を一本釣り。この運はすごいですね」と井上監督の強運ぶりを指摘した。
実は井上監督は現役時代から〝持っている男〟として何度も話題になっていた。星野監督時代の1999年には、開幕から21試合連続安打を記録して11年ぶりのリーグ優勝に貢献。星野監督は「一樹が打つと(チームに)勢いが出る。あいつは何か持っている」と再三、口にしていた。
また、落合監督時代の2006年に選手会長に就任すると同年はリーグV、翌07年は53年ぶり2度目の日本一を達成。06、07年とも落合監督と2人でオープンカーに乗って、優勝パレードの主役を務めている。
監督就任1年目の今季はシーズン観客動員数が252万0832人を記録し、05年にNPBの観客数が実数発表となって以降、最多動員となった。中日球団は3年連続の黒字が濃厚なこともあって積極的な戦力補強を進めており、メジャー通算164本塁打を記録したミゲル・サノ内野手(32=元エンゼルス)の獲得が濃厚と複数の米国メディアで報じられている。
巨人は岡本、ヤクルトは村上のメジャー移籍が決定的でDeNAはケイ、バウアー、オースティンらが退団。中日OBで元バッテリーコーチの金山仙吉氏は「99年の開幕21試合連続安打のように、記録を残せるのはやはり井上監督が持っているから。他の球団も大きな補強はできていないし、来季はAクラスいけると思う」と井上監督の強運に期待している。
井上監督が考案した新スローガン「ドラあげ」のように、来季の中日はアゲアゲとなるか――。












