中日の高橋宏斗投手(23)が12日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、8000万円アップとなる年俸2億円(金額は推定)でサインした。高卒6年目での2億円到達は球団最速記録となった。
柳裕也投手(31)と並びチーム最高年俸となった右腕は「やっぱり責任感もあります。それだけの成績をしっかり残さないと何を言われるかわからない。しっかりと(年俸に)見合った成績を残せるように頑張りたいと思います」と表情を引き締めた。
今季を振り返りつつ「今年に関しては大野さん、松葉さんがドラゴンズ投手陣を引っ張っていった印象がある。来年に関しては僕だったり(金丸)夢斗だったりが下から底上げしていかないといけないかなと思います」と、来季は自らが軸となって投手陣をけん引する覚悟を口にした。
視線は早くも来年3月に行われる第6回WBCへと向いている。「選ばれることがあればポジションや何回から投げるとか、先発とかにこだわらずに全力でやりたいと思っている。まだ何も連絡はないんですけど、選ばれたらいつでも投げれる準備だけはしていきたいなと思います」と意欲を隠さない。
前回大会(2023年)では侍ジャパンの一員として世界一を経験。「本当にあれ以上にない緊張感も味わいましたし、初めて自分がプロ野球に入って頂点に立った経験なのであの感覚、感動というのは本当に忘れられないものがあります」と、特別な舞台への思いは強い。
そのWBCへの意欲をさらに高めているのが、この日、親交の深いドジャース・山本由伸投手(27)が大会に参加する見通しだと報じられたことだ。プロ入り当初から掲げてきた目標は「球界ナンバーワン投手になる」。その道標となっているのが山本の存在でもある。
「自主トレを一緒にやっていてもあの人のタフさであったり野球に対する意識だったり取り組み方は、僕が今まで見た野球選手の中で圧倒的1位にある。ワールドシリーズで中0日で投げた試合も、めちゃくちゃすごい本当に異次元の話なんですけど〝あの人ならできるんじゃないか〟っていうのは(自分も含めて)何人かはいたと思う」と、深い敬意を込めて語った。
その上で、こうも続ける。「やっぱり一緒に野球やりたいですし、あの舞台でしか僕が得られないものっていうのは確実にあると思う。もし選んでもらえた時に最高のパフォーマンスができるように、もう準備は始まっているかなと思います」。
竜の若きエースにとって、ドジャースでワールドシリーズMVPに輝いた〝敬愛するタフネス右腕〟は最高の刺激剤となっている。












