中日の球団納会が28日、名古屋市内のホテルで行われ、大島宇一郎オーナー(61)、井上一樹監督(54)、コーチ、選手、球団スタッフら約200人が出席。井上監督は「2026年は僕の中で最低ラインとしてAクラス。もちろん優勝」と力強く宣言した。

 来年は球団創設90周年を迎えるとあってV奪回に燃える中日だが、大島オーナーが言及したのが、バンテリンドームに新たに設置されるホームランウイング(HW)について。「フェンスが最大で6メートル前に出てきて、1メートルぐらい(1・2メートル)低くなる。ずっと得点力が課題と言われてきたが、野手の皆さんは思う存分、点を取って球場を盛り上げていただけたらと思います」と打撃陣にハッパをかけ「投手陣にとっては〝いやいやいや…〟というところもあるかもしれませんが、条件は敵も一緒。素人の私が言うのも何ですが〝ちょっとぐらい点を取られても、打者が取り返してくれるわ〟という感じでいってもらえれば、もっともっと力強いチームになっていくのではないか」とポジティブな意識を持つ必要性を訴えた。

納会であいさつした中日・大島オーナー
納会であいさつした中日・大島オーナー

 実際にこれまでもOBの間からは「(中日の投手は)味方の援護がないから、点を取られちゃいけないと思いすぎている。(ストライクゾーンの)四隅を狙いすぎて、苦しいピッチングになっている」という声が出ていた。HWができることで被弾するケースは増えるかもしれないが、逆に味方打線が点を取ってくれる可能性も高くなる。

 大島オーナーが指摘したようにHW導入をプラスとしてとらえることができれば、大胆なピッチングにつながりそうだ。