巨人は31日の日本ハム戦(エスコン)に0―3で零封負けを喫し、連勝が「2」で止まった。

 先発したドラフト1位・竹丸は8回まで111球を投げて完投負けとなったが、チームとしては2カードを終えて3勝3敗で勝率5割。2日からは本拠地・東京ドームに戻ってオリックス、ロッテとの6連戦で白星先行を目指す。

 敗れはしたものの、竹丸をリードしたのは岸田行倫捕手(29)で今季は28試合に出場して打率2割9分2厘と打撃も好調。大城卓三捕手(33)も19日のヤクルト戦(いわき)から29日の日本ハム戦(エスコン)まで9試合連続安打も記録した。〝打てる捕手〟の台頭もあり、プロ13年目の小林誠司捕手(36)の出場機会は限定的となっている。

 開幕を二軍で迎え、4月21日に一軍に昇格して1か月以上が経過したものの出場は4試合。さらにスタメン出場はなく、出番は8回以降の守備からとなっている。

 実松一成バッテリーコーチ(45)は今後の小林のスタメン起用について「ゼロではないと思う」と前置きしつつ「今は試合の後ろ、試合を締めるという難しいポジションをやってもらう起用法にはなっている」と打ち明けた。途中出場した4試合は1点リードや同点といったロースコアの展開で接戦を壊さず、勝ち抜くために緊迫した場面を任せているという。

 岸田や大城に勝るのは場数や経験。実松コーチは「勝っていたら守りに徹するしかない。そういうところに行ってもらう機会が増えるとは思う」と信頼を寄せつつ、今後を見通した。

 小林は数少ない打席で打率5割(2打数1安打)。チームに安心感をもたらすベテランは、〝抑え捕手〟としてしびれる場面で存在感を発揮していくことになりそうだ。