来季こそ天敵を打ち崩せるか。中日球団内やOBの間からDeNA・藤浪晋太郎投手(31)の完全攻略を期待する声が高まっている。
藤浪は今季、中日戦に2度先発して1勝0敗、防御率0・75と完璧に抑えられた。右打者への抜け球が心配されるため8月17日にバンテリンドームで行われた初対戦(中日が延長12回、4―5で敗戦)では、スタメンが1番から9番までオール左打者。藤浪に日本球界復帰後初勝利をプレゼントした2度目の対戦(8月31日・横浜スタジアム)も遊撃手のロドリゲスを除いて8人の左打者を先発起用し、細川、田中、石伊、山本はベンチスタートだったが、得点を挙げられず敗れた。特に後者の試合は3位・DeNAに0・5ゲーム差に迫っての直接対決で完璧に抑えられただけにショックは大きかった。
藤浪は23日に2026年もDeNAでプレーすることを発表。来季も相性の良い中日戦での先発登板が予想される中、井上監督と松中打撃統括コーチは「(選手を)守るのが僕たちの仕事」というスタンスだけに「(ボールが)抜けてきたら右打者は踏み込めない。ぶつけられたらシーズンにも影響が出るし(藤浪が投げる時は)来季も(スタメンは)左バッターじゃないか」(球団関係者)ともささやかれる。
中日は来年、球団創設90周年を迎え「絶対に優勝したい」とフロントも現場も気合が入っている。Aクラスや優勝を目指すためには今季、8勝17敗と大きく負け越した苦手・DeNAに勝ち越すことがマスト。それだけにOBの間からも「藤浪が投げる時には左打者に頑張ってもらわないと困る」という声が噴出している。岡林、上林、ボスラー、大島、板山、宇佐見らの左打者が藤浪に対してどんなバッティングを見せるか注目だ。












