中日・金丸夢斗投手(22)は28日、ナゴヤ球場で契約更改交渉を行い、900万円アップの年俸2500万円(金額は推定)でサイン。今季2勝(6敗)に終わったルーキー左腕は「来季は2桁勝利と規定投球回を投げられるように、しっかり練習して成長した姿で一軍のマウンドに上がれるようにしたい」と2年目の飛躍を誓った。

 今季は登板した15試合のうち、12試合でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を記録。だが勝負どころで失点し、僅差で敗れたゲームもあった。それだけに「課題の部分ではストライクゾーンの中でのコントロール、変化球の精度はまだまだ足りない。そこは練習をしていきたい」とレベルアップの必要性を感じている。

 2桁勝利に向けて大きな武器となりそうなのが、侍ジャパンの合宿中に西武・隅田知一郎投手(26)からアドバイスを受けたチェンジアップだ。金丸は侍ジャパンの一員として、16日の日韓戦(東京ドーム)に先発。3回3失点と打ち込まれたが、球団関係者の1人は「金丸は3回に3点を許したけど、審判のストライクゾーンが急に狭くなった影響もあるから仕方ない部分もある。ボール自体はすごく良かったし、何よりチェンジアップがいい感じで抜けていた」。

中日・金丸とともに侍ジャパンに選出されていた西武・隅田知一郎
中日・金丸とともに侍ジャパンに選出されていた西武・隅田知一郎

 その上で「あの球を生かせるようになれば、球数を少なく投げられるようになって、投球の幅も広がる。隅田のチェンジアップは大学(西日本工業大)時代から一級品。(教えてもらえたことは)よかった」とも続け、侍ジャパン合宿が飛躍のきっかけになると分析している。

「(来季は)自分が中心になっていかないといけない。それぐらいの強い気持ちを持って、結果を残せるようにやっていきたい。(目標は)もちろん優勝です」(金丸)

 竜のエース候補が2年目のシーズンで、どんなピッチングを見せるか注目だ。