中日・細川成也外野手(27)が「1億円プレーヤー」の仲間入りを果たした。17日、ナゴヤ球場で契約更改交渉を行い、3800万円アップの年俸1億3000万円でサイン。2022年12月に現役ドラフトでDeNAから移籍した際、990万円だった年俸は3年で13倍へとジャンプアップした。
契約更改後には「現役ドラフトで崖っぷちからはい上がれた。まさか3年でここまでいくとは想像もしていなかった。ベイスターズのときからあきらめずにしっかり練習してきてよかったと思います。もっともっといい選手になれるようにやっていきたい」。今季は右ハムストリングのコンディション不良のため、5月6日から約1か月半の戦線離脱がありながら3年連続20本塁打超えを達成。誰もが認める中日の4番打者に成長した。
期待されているのが、中日では30年ぶりとなる日本人ホームラン王だ。中日で日本人プレーヤーが本塁打王のタイトルを獲得したのは、ナゴヤ球場のラストシーズンとなった1996年の山崎武司が最後。97年に本拠地をナゴヤドーム(現バンテリンドーム)に移してから中日ではウッズ(06年)、ブランコ(09年)、ゲレーロ(17年)が戴冠しているが、いずれも助っ人だった。
ナゴヤ球場時代をよく知るOBの1人は「来季からバンテリンドームにはホームランウイングが導入されるし、村上(ヤクルト)も岡本(巨人)もメジャーに行くから(細川が本塁打王になる可能性は)十分にある」と見ている。
ホームランウイングの設置でバンテリンドームの外野フェンスの高さは4・8メートルから1・2メートル低い3・6メートル。本塁から右中間、左中間までの距離も116メートルから110メートルに短縮される。これが細川のアーチ量産につながるというわけだ。
「まずは試合に出ないと(本塁打も)増えていかない。1年間試合に出ればおのずと結果はついてくると思う。シーズンが終わったときに(ホームランウイングができて)ホームランもだいぶ変わったなと思えるシーズンにしたい」(細川)
竜の4番が来季、どれだけフェンスオーバーを見せるか注目だ。
(金額は推定)












