日本ハムの新庄剛志監督(53)が「新生ロッテ」に警戒感を示している。

 ロッテと言えば25年シーズンでリーグ最下位。オフには3年間チームの指揮を執った吉井理人監督(60)が辞任した。代わりにシーズン途中から一軍ヘッドコーチを務めていたサブロー氏(49)が新監督に就任。シーズン後の秋季練習から選手に猛練習を課すなど積極的にチーム立て直しを図っている。だが日本ハムは25年シーズンでロッテに25試合で17勝8敗と大きく勝ち越し、苦手意識はない。にもかかわらずなぜ新庄監督は今からロッテを注視するのか。背景には自身もメッツ時代に師事したボビー・バレンタイン氏(元ロッテ監督)の野球をサブロー監督が熟知しているからだという。

 新庄監督は日本ハムの監督就任前から日米で指揮を執り好成績を挙げたバレンタイン氏の手腕を高く評価。その証拠に現在も試合で繰り出す策や選手起用法はバレンタイン氏の采配を参考にしている。そんな自身が師と仰ぐバレンタイン氏の大胆奇抜な「ボビー野球」をサブロー監督も踏襲してくる可能性がある。そのため「ロッテはサブロー監督のもとで大きく野球スタイルが変わるはず」と踏んでいるのだ。

「サブロー君は(ロッテ時代に)ボビーの試合運びとかもインプットされていると思うんで。西岡君(一軍打撃兼走塁コーチ)も入って走塁面も変わってくると思うし。ちょっと(ロッテは)恐ろしいかな、というところはありますね」とは新庄監督。油断は禁物ということか。