巨人・山崎伊織投手(27)が26日、自身初となる開幕投手に向けて意欲を見せた。

 この日は、年内最後の開放日となったジャイアンツ球場で、赤星ら投手陣とともに汗を流した。今季は25試合に登板し、3年連続となる2桁勝利でキャリアハイの11勝(4敗)をマーク。防御率2・07と安定した投球でチームをけん引した。開幕から36イニング連続無失点の球団記録も樹立し、飛躍の1年となった。

 一軍に定着した2022年から着実に勝ち星を重ねてきた右腕は、今季の目標に「開幕投手」を掲げていたがかなわず。だが11月27日に阿部慎之助監督(46)とともに登壇した「ニッポン放送ショウアップナイターカンファレンス」では、指揮官から「山崎が来年、開幕で投げてほしいという希望はあります」と指名された。

 この日、改めて監督の発言について問われ「僕がいたのでそうやって名前を出してもらったっていうのもあると思う。名前は一応出してもらえてるので、僕は僕なりにしっかりとしたオフを過ごして、レベルアップしてシーズンを迎えられるように頑張ります」と気を引き締めた。

 開幕投手の重責については「(経験者の)菅野(智之)さんも戸郷(翔征)もいつもより緊張するって言ってる。シーズンの中の1試合ですけど、チームにとって1試合目。とても大事な試合だと思います」と語り、これまで間近で見てきた同僚の姿から、その重みを感じ取っている様子だった。

 例年通り、年末は30日まで練習を続ける予定だという。「シーズン終わってちゃんと休めてるんで、そんな休みたいとは(思わない)」と語り、悲願の開幕マウンドに向てけ鍛錬を怠らない構えだ。