ヤンキースからFAになったコディ・ベリンジャー外野手(30)の移籍交渉が長引いている。

 ドジャース時代の2019年にナ・リーグMVPに輝いたベリンジャーは今季、ヤンキースで152試合に出場して打率2割7分2厘、29本塁打、98打点、OPS.814を記録。復活を遂げたMVP男の市場価値は急騰し、ベリンジャーの代理人がすご腕のスコット・ボラス氏でもあり、交渉は難航している模様だ。

 そんな中、米経済紙「フォーブス」で記者を務めるバリー・M・ブルーム氏が19日(日本時間20日)、自身のXに「ベリンジャーは4億ドル(約623億円)相当の8年契約を求めている」と投稿。ベリンジャーの予想契約は「6年1億8000万ドル(約280億円)」とされているだけに、法外な要求だとボラス氏は猛批判されている。

 ボラス氏は「正確な金額ではない」と主張し、投稿の削除を求めているというが、〝4億ドル要求〟は波紋を呼んでいる。元マリーンズ球団社長のデビッド・サムソン氏は24日(同25日)、自身のポッドキャスト番組「Nothing Personal with David Samson」でこの問題を取り上げ「ボラスはバカげている。理不尽で、筋が通っていない。実際、業界の笑いものになっている。スコット・ボラスはどこかで法外な金額を要求し、古いオーナーや新しいオーナー、あるいは彼の呪縛にかかっている誰かに救済されている」とボラス氏をバッサリ。米メディア「クラッチ・ポインツ」も「この金額は、特にベリンジャーの近年のキャリアを考えるとリーグ全体で疑問視されるものだ」と現実的でない金額だと指摘した。

 ベリンジャーはヤンキース、メッツ、そして古巣ドジャースの〝3強〟が争奪戦を繰り広げていると言われるが、どんな決着となるのか。