米スポーツサイトのブリーチャーレポートは12日(日本時間13日)、ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すヤクルトの村上宗隆内野手(25)について、移籍先はメッツ、契約規模は5年9500万ドル(約148億円)との予想を公表した。

 レッドソックスの吉田正尚外野手(32)が2022年12月に結んだ5年9000万ドル(約126億円=当時)を上回るNPBから移籍した野手の最高額を更新する。

 米国東部時間22日午後5時(同23日午前7時)の交渉期限まで10日を切ったものの、市場での話題性は意外なほど限定的だと指摘。ヤクルトで通算246本塁打を放った長打力は高く評価される一方、三振率の高さや速球への対応、守備面で三塁か一塁、指名打者に限定されるのか不透明な点が、球団側の判断を難しくしているという。

 メッツのデビッド・スターンズ編成本部長は今夏に来日し、村上を視察。FAとなっていた主砲ピート・アロンソがオリオールズと5年1億5500万ドル(約241億5000万円)で契約したことで、メッツは明確にパワーヒッター補強の必要性が高まった。

 同サイトは、村上がメッツでは一塁、DH、またはその併用で起用される可能性が高いとみる。マリナーズやエンゼルスも候補に挙がるが、「少なくともパートタイムで三塁を守れると評価した場合に限られる」とした。

 一方、MLB公式サイトは同日付で「村上マーケット最新情報」として、決断の時が近づいていると報道。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は村上がビシェットやブレグマンら他のスター内野手を本命とする球団にとってのバックアップ案になり得る一方、「期限が迫っているため、何かを諦めなければならないだろう」と分析した。

 興味を示す球団として、レッドソックス、マリナーズ、タイガース、フィリーズ、メッツ、ブルージェイズ、パイレーツの名前を挙げている。どの色のユニホームに袖を通すのか注目だ。