F1レッドブルのアドバイザーを退任したヘルムート・マルコ博士(82)が期待される角田裕毅(25)のレーシングブルズ復帰に否定的な見解を示した。
角田は来季レッドブルのリザーブドライバーを務めることになった。姉妹チーム・レーシングブルズを含めて来年のシートを得られなったが、強豪チームにとどまることになり、ローラン・メキース代表も「ユウキにはもう一度チャンスが与えられることを願っている」と、来季中のドライバー交代の可能性に言及するなど、早期F1復帰が待望されている。
そんな中、専門メディア「PLANETF1」によると、マルコ博士はレッドブルの来季シートを失った角田について「彼(角田)はとてもがっかりしていたので辛かった」と振り返った上で「我々は彼に4台(レッドブルとレーシングブルズ)の車のリザーブドライバーとして、常にチャンスがあるので『とどまるべきだ』と説明した」という。
傷心の角田にF1復帰の可能性を説いたF1界の重鎮も、シーズン中にシートを得る可能性を示唆していた一方で、違う見解も示していた。「そうそう、レーシングブルズはジュニアドライバー向けのチームなんだよね。彼(角田)にとっては6年目のシーズンになるけど、それはちょっと合わないね」
来季リアム・ローソン(23=ニュージーランド)とアービッド・リンドブラット(18=英国)がドライバーを務めるレーシングブルズはレッドブルの〝2軍〟として〝登竜門〟的な位置付けにある。それだけに若手2人が来季に低迷しても、すでに2021年からF1に参入している角田にはレーシングブルズ入りする〝資格〟はないともいえる。
同メディアは「マルコ博士は2025年の終わりに退任するためレッドブルでの意見の重みは薄れるかもしれない」とはいうものの、レッドブルがレーシングブルズを保持している理由に角田がふさわしくないのは明らか。再びチャンスは巡ってくるのだろうか。











