F1レッドブルの角田裕毅(25)が、7日に行われた今季最終戦アブダビ・グランプリ(GP)決勝で議論を呼んだ自身への〝不可解裁定〟に反論した。

 角田は23周目、ノリスをブロックしようとマシンを左右に動かし、必死の抵抗を試みる。だが、ノリスはイン側からコースアウト一歩手前となる反則ギリギリのラインで強引に急襲。大きくタイヤの火花を散らせながら、一気に角田を抜き去っていった。

 すると、この場面で角田、ノリス双方が審議対象となる。もしノリスがペナルティーを受ければ、タイトル争いの行方を大きく左右するとあって注目されたが、裁定は角田にのみ5秒のタイムペナルティー。一方のノリスはおとがめなしとなった。

ノリスと激しい攻防を見せる場面もあった角田裕毅のマシン(ロイター)
ノリスと激しい攻防を見せる場面もあった角田裕毅のマシン(ロイター)

 ただ、角田はルール内を意識して際どい動きでけん制した自負があり、違反の裁定は不可解として反論。レース後の公式インタビューで「ペナルティーは疑わしいものだ。ランドを3周抑えるつもりだったが、あまりできることがなかった」「何が起こったのかを改めて検証する必要がある。本当に5秒のペナルティーを受けるに値するのか、もう一度じっくり検証する必要がある。レースに大きな損失を与えてしまったからだ」などと語った。

〝疑惑の判定〟に納得がいかない角田にとっては、なんとも後味の悪いラストランとなってしまった。