今オフのFA市場の目玉となっていた今季の2冠王、カイル・シュワバー外野手(32)はフィリーズと5年総額1億5000万ドル(約235億円)で再契約した。今季56本塁打のキング争奪戦には資金力が乏しいパイレーツも参戦していたが、朗報は届かなかった。

 米メディア「ファンサイデッド」は10日(日本時間11日)、パイレーツがシュワバーに「4年総額1億2000万ドル(約187億円)」を提示していたと報道。パイレーツのFA契約でこれまでの最高額は2014年に左腕フランシスコ・リリアーノに提示した3900万ドル(約60億円)といわれており、球団の歴史を大きく塗り替える超破格のオファーだった。

 同メディアは「正直、これは予想外だ。4年1億2000万ドルという契約は、彼を獲得したフィリーズが提示した年棒と全く同じだ。これまで出費に消極的だったパイレーツにとって、これは驚くべき金額だ」と驚嘆。さらに「シュワバーにまともなオファーを提示したボブ・ナッティングはその点でも評価に値する」と球界きってのケチとして知られるパイレーツオーナーの特攻精神をたたえた。