ドジャースがメッツからFAとなっていたエドウィン・ディアス投手(31)と契約合意したと複数の米メディアが9日(日本時間10日)に報じた。

 報道によると、契約は「3年総額6900万ドル(約108億円)」で、1年平均の年俸「2300万ドル(約36億円)」はリリーフ史上最高額。2023年オフに結ばれた大谷翔平投手(31)の「10年総額7億ドル(約1015億円)」は当時のスポーツ史上最大、山本由伸投手(27)の「12年総額3億2500万ドル(約465億円)」は投手で史上最長&最高の巨大契約だった。

 ただでさえ、ドジャースの豊富な資金力はやっかみの対象となっている中でのディアス獲得。米老舗誌「ON SI」(電子版)は「2024、25年で連覇を達成したロサンゼルスは再び最高の選手を獲得し、ロースター上の唯一の弱点を埋めることに成功した。ドジャースの支出傾向はMLB史上類を見ないもので、戦力強化のための金銭的投資に全く躊躇しない」と球団の姿勢を伝えた上で「このスーパーチームが強化を続ける中、ファンのイラ立ちはますます高まっている」とした。

 募る不満の象徴として取り上げたファンの声は「ディアスがメッツを去ったのか。どこの球団と契約したんだろうな」「妻が帰宅したらディアスがメッツを去ったと伝えよう」「契約内容にかかわらずディアスを それもドジャースに手放すことはメッツにとって大惨事だ」「ドジャースは戦力が過剰なまでに充実しているため、昨オフ最も争奪戦が激化した抑え投手(スコット)を獲得して7500万ドルを支払った。彼は不振だったため、使い捨てにして今オフは最高のリリーフ投手を獲得した」といった、どれも怒りを押し殺したかのような内容だ。

 同誌は「チームは2025年シーズンを3億3000万ドル(約518億円)を超える年俸総額(MLB最高額)で終え、ディアス獲得後の2026年はさらに高額なチーム編成となる。恐ろしい現実は、オフシーズンの補強がまだ終わっていない可能性があることだ」とさらなる新戦力の獲得にも言及。このままの流れでいくと、MLBファンからさらなるひんしゅくを買うことは間違いなさそうだ。