ワールドシリーズ3連覇を狙うドジャースがメッツからFAとなっていた〝現役最強守護神〟エドウィン・ディアス投手(31)と契約合意したと9日(日本時間10日)に相次いで報じられた。
米報道を総合すると「3年総額6900万ドル(約108億円)」。ドジャースでは新戦力のスコットが大誤算で、シーズン終盤には佐々木が先発から急きょ配置転換されるなど、何度もドタバタ劇に見舞われた。ブルペン陣の補強は不可欠でスアレス(パドレスFA)らとともに獲得候補に挙がった中、MLB通算253セーブを誇る右腕との合意に達した。
またしても成功したスター選手の獲得に衝撃が広がったが、驚きに輪をかけたのが〝フェイント〟だ。というのも、ロバーツ監督がフロリダ州オーランドでのウインターミーティングで「我々が大きな動きをする必要は全くないと考えています」と、今オフの補強に慎重姿勢を見せたばかり。
しかし、ふたを開けてみればFA市場で最高の救援投手を射止め、年平均「2300万ドル(36億円)」となる新契約はリリーフ史上最高額だという。
球団専門メディア「ドジャース・ウェイ」は「ドジャースがファンを欺いて大物リリーフ投手を獲得」と報道。ロバーツ監督が発していた言葉は「ワールドシリーズ優勝以来、LA球団の公式見解」と重みがあるものとし「数週間前に開かれたGM会議でもブランドン・ゴメスGMが同様の発言をしている」と指摘した。
現場の指揮官、フロントの発言を額面通りに受け取れば、外部から大物選手を獲得するよりも、スコットら不振だったリリーフ陣の復調や故障からの復帰組、若手の成長株を最優先にするかのようにも映る。ところが、結果は…。
同メディアは「ドジャースと底知れない資金力を過小評価することはできず、ロバーツやゴメスの主張を横目で見ていた人は正しい考えだった」と報じた。
いずれにせよ、1998年から2000年までヤンキースが果たして以来となる3連覇へ、強力なピースが加わったことだけは確かだ。












