3年連続の規定投球回入りを果たした広島・床田寛樹投手(30)が4日、市内の球団事務所で契約更改に臨み、3500万円増の推定1億8500万円でサインした。

 プロ9年目の今季は26試合に先発、6完投、3完封でキャリア・ハイの171回3分の1イニングを投げた一方で、夏場の8月以降は8登板で2勝、9月は4連敗。防御率3・15ながら9勝12敗と勝ち運には恵まれなかった。

 本人は「今年も結局、勝負どころで勝てなくて、悔しいシーズンだった」と振り返り「2ケタ勝っていないので、また一から。やっぱり貯金してナンボだと思う」と満足感はなし。来季は、自らの勝敗における「勝ち越し」を最低ノルマに「9月にちゃんとやれば(イニングも)180回はいけると思う。去年が167(回)ぐらいで、今年が171。完投が増えているのにイニングは4しか変わらない」と語った。

 セ・リーグでは東(DeNA)、戸郷(巨人)以来、2年ぶりとなる年間180イニングを公約に掲げた。

 投手ながら「好き」を公言する打撃面についても、27年からセも指名打者制が導入されることに触れ「来年が最後なので。いいところで打ちたい」と今季達成したプロ初弾に続く〝通算2本目〟に意欲を燃やした。

 例年通りのパフォーマンスができれば、来季10年目で国内FA権取得が予定されている。

「プロに入ったときの目標が10年、1億を超える、FAを取るっていう3つの目標を立てて入ったんですけど、そのなかでも子どもが生まれて長くやりたいと思うようになったので、あと10年できるようにしっかり頑張りたい」

 来季は全ての面で、キャリア・ハイ達成を視野に腕を振っていく。(金額は推定)