ア・リーグ東地区のオリオールズは75勝87敗で最下位に沈み、菅野智之投手(36)の移籍1年目は30試合(157回)に先発して10勝10敗、防御率4・64の結果に終わった。
ポスティングシステムでの移籍を目指した2020年オフは新型コロナ禍の影響もあって最終的に巨人に残留。24年は15勝(4敗)と見事な復活を遂げ、チームの優勝とセ・リーグMVPの実績を引っさげて夢の舞台に渡った。
オリオールズとの契約は30代後半、海外FAとあって1年1300万ドル(約20億円)。オールドルーキーとして腕を振り、トレード期限前にはチームの低迷に伴って有力チームへの移籍を米メディアに何度も取り上げられた。しかし、トレードは実現せず、オフにFAとなり、オファーを待つ状況が続いている。
そうした中、オリオールズ専門サイト「Birds Watcher」が30日(日本時間12月1日)、チームの成績不振は菅野を獲得したフロントの判断に一因があると報じた。
エリアスGMを糾弾する形で、菅野とともに1年1500万ドル(約22億円)で獲得した当時の41歳右腕・モートン(引退)をやり玉に挙げ「モートンと菅野に支払った2800万ドルをマシュー・ボイドに払うべきだった」と断罪。ボイドは2年2900万ドルでカブスに加入したが、2人の合計額とほぼ同じで今季は31試合に先発して14勝8敗、防御率3・21の成績を残した。
同サイトはベテラン投手2人を獲得した当時のエリアスGMの判断を「ローテーションを埋めるためのこざかしいこと」とバッサリ斬り捨て「投資に対する見返りはほとんどなく、2026年に向けて穴を埋める必要が残った」と徹底追及。「最も重要なことは、モートンと菅野への投資額を合わせてボイドの2年契約にあてていれば、今のエリアスが対処しなければならないローテの穴を1つ解消できていたということだ」と手を緩めなかった。
菅野にとっては八つ当たりされた格好だが、それだけ期待が大きかった証しといえそうだ。












