ジャパンラグビー リーグワンに所属するトヨタヴェルブリッツ全61人選手のパネルが並ぶ「ヴェルブリッツロード」が29日、名古屋市営地下鉄桜通線「瑞穂運動場西駅」にお目見えした。完成お披露目式にはキャプテンの姫野和樹(31)と高橋洸地(29)も駆け付け、喜びとともに今期への決意を新たにした。
この駅は主戦場であるパロマ瑞穂ラグビー場の最寄り駅の一つ。片側約40メートル、左右あわせ全長約80メートルものファンウエルカムロードを半年間(来年5月末まで)と長期設置するのは「日本ラグビー界ではあまり聞いたことがない」(関係者)という。「ラグビーは全員で戦うもの」(姫野)と全員分を用意。地元交通局の全面協力を得て約1年をかけ実現した。
ヴェルブリッツ色に染まった通路を見学後、自らのパネルにサインを入た姫野は「サッカーや野球と比べると、ラグビーは見に行くハードルが高いと思われがち。でもロードができて身近に感じてもらえる。新しいファンを獲得する非常によい機会になると思います」と笑顔を見せ、高橋も「素直に嬉しいです。興味のない方にも少しでもヴェルブリッツの魅力が届けば」と頬を緩めた。
パロマ瑞穂ラグビー場は、老朽化対策と来年のアジア・アジアパラ競技大会に備え43億7000万円をかけ改修を終えたばかり。この日はこけら落としとして、イベントやプレシーズンマッチも行われた。
設備が一新され人々の関心が向いている中、今後大切なのは結果であることを2人とも承知している。
「ディフェンスの面でよい動き、システムがチームの中に落とし込まれていると感じている。まずは開幕戦(12月13日、三重ホンダヒート戦・豊田スタジアム)は必ず勝つように頑張りたい」(高橋)「フォワード、フィジカルな部分を前面に押し出しつつ、粘り強く、我慢強く戦えるメンタルという、トヨタらしさを存分に出して戦っていきたい」(姫野)
中学1年生で初めて瑞穂の土を踏んだという姫野にとってこの地は「ラグビーの楽しさを思い出させてくれる」場所。「ヴェルブリッツロード」誕生で心躍らせたファンをさらに高揚させる準備は着々と進んでいる。













