1日(日本時間2日未明)にロンドンで対戦するラグビー日本代表と南アフリカ代表のテストマッチのメンバーが発表され、臨戦ムードが高まっている。両チームは2015年にW杯イングランド大会で初対戦し、それまでW杯通算1勝だった日本が当時優勝2回の南アを破る大金星を挙げ、世界に衝撃を与えた。
あれから10年。その後、双方は19年W杯日本大会開幕前に埼玉・熊谷で、同大会でも準々決勝で対戦し、いずれも日本は敗れている。
当時も今回も先発に名を連ねたのは、日本ではナンバー8のリーチ マイケルのみ。南アはLOルード・デヤハーとCTBジェシー・クリエルがピッチに立つ。今回先発のFLシヤ・コリシ主将は当時、途中出場。当時先発したFLピーターステフ・デュトイ、途中出場したLOエベン・エツべスは今回の23人に含まれていないが、現役バリバリのため〝温存〟されたとみられる。
チーム刷新感は日本の方が強い。南アは核となる数人が残っている上、リーグワン参戦でおなじみになった選手も少なくない。
そんな中で、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ率いる日本にとって脅威となりそうなのが、SOで先発するサーシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル。南アのストーマ―所属の23歳はすでに代表キャップ15を数える。185センチ、90キロの恵まれた体格で切れ味鋭いランで自らトライも決める。
アルゼンチンを67―30で破った9月27日の試合では、3トライに8コンバージョン、2PGで計37点を荒稼ぎする活躍を見せた。英BBC電子版は「次のデュポン? ラグビーの新たなグローバル・スター」との見出しで、超人的なプレーで知られるフランス代表主将のSHになぞらえた。テレビ中継では観客席で「サーシャ メッシ」とサッカー界の超レジェンドと比べるボードを持つ人も映った。
サンゴリアス所属のWTBチェスリン・コルビが今回FBで先発するように、多くが複数のポジションをこなし、リザーブの枠もFWより大幅に少ない南アのBKは競争がより厳しい。そこで台頭してきたサーシャは恐るべき23歳か。












