米スポーツサイト「ファンサイデッド(FS)」は28日(日本時間29日)にポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す巨人の岡本和真内野手(29)の獲得を視野に入れているブルージェイズのライバルとしてパイレーツが浮上したと報じた。米スポーツサイト「アスレチック」はパイレーツの「より現実的な補強候補」として岡本を挙げたのだ。

 サイ・ヤング賞右腕ポール・スキーンズ投手(23)ら強力投手陣を擁するパイレーツだが、2018年以降は勝ち越しがなく、打線の強化が急務。今季リーグ最低のOPS6割5分5厘という深刻な得点力不足を解消するため、岡本の長打力に熱視線を送っているという。

 今季の総年俸8442万ドル(約132億円)は30球団中、27位と資金を使わないパイレーツにとって岡本は魅力的な存在だ。米スポーツ情報サイト「トレード・ルーモアーズ」は岡本の契約を4年6400万ドル(約100億円)と予測。1億ドル(約156億円)超えが確実視されるヤクルトの村上宗隆内野手(25)よりも手頃な市場価格と見られていることに加え、スター日本人選手の加入は注目度や興行面でも大きな効果が期待できる。

 三塁を守っていたケブライアン・ヘイズ内野手(28)を7月30日にレッズへ放出したことで三塁補強は最優先課題になっている。「守備力に優れる岡本は適任でDHとしても起用できる柔軟性も魅力」と指摘した。

 獲得を目指している球団としてレッドソックス、フィリーズ、マリナース、メッツなどが挙がる中、思わぬ伏兵が争奪戦を混迷させることになりそうだ。

 FSは「ブルージェイズがワールドシリーズ制覇を目指すのであれば、これらの球団をかわしてスター選手を獲得する必要がある」とまとめた。