ブルージェイズに加入した〝逸材〟がカナダ・トロントで注目を集めている。
チームはドジャースとのワールドシリーズ(WS)に惜敗。32年ぶりの世界一まであと1勝に迫りながら、本拠地で痛恨の連敗を喫して悲願達成を逃してしまった。ただ、今夏のMLBドラフト10巡目(全体292位)で加入したオースティン・スミス外野手(22)が、いずれ勢力図を塗り変えるかもしれないという。
計り知れないポテンシャルを秘めるとして「ブルージェイズ・セントラル(BC)」が25日(日本時間26日)、「大谷翔平なんて忘れろ。ブルージェイズには自前の二刀流スーパースターがいる」と紹介した。
スミスはカリフォルニア州出身でサンディエゴ大学在籍時に指名を受けた。外野手、投手としてプレーし「ジョン・オレラッド二刀流選手賞」の最終候補に選ばれ、今年まで2年連続で「WCC(ウエスト・コースト・カンファレンス)」のファーストチームに選出された。父親のブライアンはマリナーズのマイナー、独立リーグでもプレーした〝野球一家〟という。
前出の「BC」はスミスについて「ドラフト指名されたばかりで、現時点で二刀流選手としてダニーデン(マイナーチーム)に到達したに過ぎないことを考えれば、スミスがメジャーの舞台に立つまでには数年かかる見込み」としながらも「ブルージェイズは強力な育成プログラムを持っており、今後数シーズンにわたって注目すべき有望株となるだろう」と伝えている。
2年前のオフにはエンゼルスからFAとなった大谷が、ブルージェイズの地元である「トロントに向かった」との情報が出回って一時大混乱に陥った。実際には大谷はトロントに向かっておらず、〝肩透かし〟を食らったブルージェイズファンとの間には本人不在のまま因縁が残り、WSでは「お前なんかいらない」の大合唱も起きた。
そんな経緯もあるだけに、今度こそブルージェイズに二刀流戦士が誕生するのか。球団の育成力が試されることになりそうだ。












