阪神・藤川球児監督(45)が20日、兵庫・三木市内で行われたサンテレビの特番「レッツゴータイガースゴルフ2026」(1月1日午後10時放送)の収録に参加。グロス87、ネット69・0と抜群の腕前で優勝を飾ったいきおいそのままに、大山悠輔内野手(30)の〝外野テラス設置要求〟についてもゴルフに例えて鋭く斬り込んだ。「難しいゴルフ場行って『簡単にしてくれ』って言ってるようなもんでしょ」と語気を強め、球場に手を加える前に自らのレベルアップを求めた。

 2024年には100周年を迎えた野球の聖地・甲子園を〝ゴルフの聖地〟セント・アンドリュース(スコットランド)になぞらえ、名門が持つ難しさの価値を説いた。「セント・アンドリュースとか、日本でも名門って難しい。そこを簡単にすると、そうじゃなくなる。でも名門コースで強いんだから素晴らしい。大山もそこ(甲子園)でね、素晴らしい選手になってくれれば」(藤川監督)

 今季の大山は過去5年間で最少となる13本塁打にとどまった。虎将はテラス設置よりも鍛錬と言わんばかりに主砲の来季飛躍を期待する。「オフの課題にして、飛び越えるだけのトレーニングをしてくれれば。打てない理由ではなくて、打てるようになる努力をすることがかっこいいというか、大山らしいですよ」と成長を促した。

 さらに甲子園を攻略することで広がる可能性にも言及。「甲子園で打てれば佐藤みたいに40本になる。環境に思うことなく飛び越える能力を発揮すれば、東京ドームでも、新しいバンテリンでもどこの球場でもホームランが打てるわけですから」と言葉に力を込めた。

 名門を攻略してこそ一流選手。火の玉指揮官のエールを虎の背番号3はどう受け止めるか――。