阪神・藤川球児監督(45)が思わず本音を連発した。高知・安芸市営球場で行われていた秋季キャンプを17日に打ち上げると「まずはゆっくりしたいです。心身ともにパワー使いましたしね」。そして「本当は新庄さんのように、少しリラックスする時間が欲しいなと思っていたんですけど…」とも続け、苦笑いを浮かべた。
指揮官が引き合いに出した日本ハム・新庄剛志監督(53)は「ファイナルアップデート中」として自軍の秋季キャンプには参加せず不在。現場ではなくグラウンド外から来シーズンに向け、準備を進める新庄監督に憧れる気持ちも漏らした。
さらにキャンプのMVPを問われると「いないでしょ、ハッハ」と豪快に笑い飛ばした。「いないってことは、チーム状態がいいってこと」としつつも「まだ自分たちの思うところにはいませんから。(一軍・宜野座組)キャンプに参加できる選手がチラホラいるというくらいのレベル」と口にし、厳しい姿勢を貫く。
その上で前川、小幡、高寺といった一軍経験組への評価も辛口だった。「目立たなかったね、このキャンプでは全く。ずっと見ているし、慣れじゃないですか」とバッサリ。そして「2025年のチームは終わりましたし。26年の編成は変わっていきますから、頑張ってって感じですね」とさらなる成長を促した。
最後は球場周りの木々を指さし「しばらく冬眠します。木々が枯れ始める時期ですから。私も1回枯れて、また2月、3月に春の芽のようにチーム作りとして出てくればと思うんで。さようなら」と独特の世界観で締め、球場を後にした。
新庄式オフへの憧れを赤裸々に語って場を緩めた一方、これまで通りに若手選手たちには厳格な態度を崩さず、我流を通し続けた虎将。冬眠期間に英気を養い、日本一奪還に向けた2026年の戦いに備える。












