サプライズ枠の正体は――。米国・WWEでは、12月13日(日本時間14日)の「サタデーナイツ・メインイベント」(ワシントンDC)で行われる、ジョン・シナ(48)引退試合の対戦相手を決める「ラストタイム・イズ・ナウ・トーナメント」が開催されている。
16人参加の同トーナメントは、10日(同11日)のロウで開幕。シェイマスとルセフが1回戦を勝ち上がり、ABEMAにて放送された14日(同15日)のスマックダウン(ニューヨーク州オールバニ)ではジェイ・ウーソがザ・ミズを破り、準々決勝に駒を進めた。一方でもう一つ注目を集めたのが、〝サプライズ枠〟の存在だ。
トーナメント開催の発表にあたり、シナは他団体選手の出場を示唆していた。スマックダウンのニック・オールディスGMも、この日に1回戦が予定されていたLAナイトの相手を公表していなかった。話題のサプライズ枠で姿を現したのは、現在「マット・カルドナ」の名で米国・TNAを主戦場とする〝インディの大物〟ザック・ライダー(40)だった。
2006年にWWEと契約し、長くメインロースターとして活躍。SNSの活動でも人気を得て、インターコンチネンタル、US、ロウタッグ王座などメインタイトルを獲得した。コロナ禍の20年4月に解雇されたが、WWE在籍は15年に及んだ。退団後はフリーとなり、米メジャー団体のAEWからインディのGCW、NWAなどで暴れてきた。23年にはDDTの両国大会にカルドナとして参戦して話題となった。
入場したライダーは大歓声を浴びて、感慨深げな表情。シナとはWWE在籍中から親交があり、今年6月にはリング上のシナから「マット・カルドナ! 元気でやってるかい?」と異例のエールを送られていた。約5年8か月ぶりとなる古巣での試合は、ナイトに必殺技のラフライダーを叩き込んで大奮闘したが、カウンターのパワーボムからBFTを浴びて3カウントを奪われた。
それでも自身のSNSには、「昨夜が俺にとってどれほど意味があったか言葉では表現できないが…もし試すなら…諦めないで…いつでも準備万端…ありがとう…WOO!WOO!WOO!」と古巣帰還に感無量の投稿。妻でWWE女子US王者のチェルシー・グリーンも、バックステージでの夫婦2ショットをポストし「ザック・ライダーの妻であるなんて、なんと素晴らしい一日!」と記し、団体CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHも2ショットをポストして「ザック・ライダー」復活を喜んだ。
次回ロウでもトーナメント1回戦が行われ、ソロ・シコアの対戦相手が当日発表となっている。果たして、次のサプライズは誰になるのか?













