新日本プロレスの石森太二(42)の特別興行「超人・石森太二はもう一回無茶をする」が12日に新宿フェイスで行われ、来年1月4日東京ドーム大会で引退する棚橋弘至(48)が電撃登場した。

 超人的な体力を誇る石森がAIのムチャぶりに翻弄されることでおなじみの同大会は今回が3回目の開催となった。昨年11月に開催された第1回大会では「イキのいい選手」として藤田晃生とのシングルマッチが実現したが、今回の第2試合では「イキのいい選手」へのオファーが成功したとAIが報告。直後に棚橋の入場曲が鳴ると、会場からは大歓声が巻き起こった。

 石森に掟破りのスリングブレイドからハイフライフローを浴びた棚橋は、カウント1でキックアウト。ブラディーサンデーをツイスト&シャウトで切り返すと、スリングブレイドを発射する。最後は背中へのハイフライフローを投下してからのテキサスクローバーホールドで、貫禄のギブアップ勝ちを収めてみせた。

 引退まで残り2か月を切ったタイミングで急きょ「ファイナルロード」として最初で最後の一騎打ちが実現した。棚橋は「闘龍門でも会ってるし、メキシコでも会ってるし、新日本に上がってもらった時も階級の違うタッグを組んで。それが今はジュニアで、バレットクラブの実力者というのは当時は思いもよらなかったけど、いい形で年を重ねてるなって思います。円熟味を増しつつ、年齢は感じさせない肉体美、そしてこの体力。まさに超人に偽りなしと思います」と石森を絶賛。「こういう形ではあるけど、石森選手とシングルができたので。本当に無謀な挑戦だけど、それをやろうと決心して進むことに男気というか、魂を感じますね」と、毎回毎回ムチャな試合に臨む超人にエールを送っていた。