女子プロレス「スターダム」のワンダー王座を初戴冠した極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の小波(29)が、王者の決意を明かした。

 3日の大田区大会で宿敵スターライト・キッドを破り悲願の王座奪取。一夜明けて取材に応じた小波は「プロレス界にはいろんなシングルのベルトがあるけど、初めてのベルトは白(ワンダー王座)ってずっと思ってた。ベルトを手にした時に泣くつもりは全くなかった。スターダムで泣いてる人いっぱいいたから、自分は〝泣くんだったら努力しろ〟って思ってやってきた。でも(シングルの)ベルトを手にしたのがデビューから10年で初めての経験だったから、気が付いたら涙が出てた」と振り返った。

 2017年3月に当時の王者・宝城カイリ(現WWEのカイリ・セイン)に挑戦してから7度目の挑戦で、ようやく同王座を手にした。若手時代に憧れていたカイリ、紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)、岩谷麻優が保持していた時代のワンダー王座に価値を戻したいという小波は「自分が下っ端だった当時、スターダムの誰もが夢見たベルトだった。でも、星輝ありさが持って〝なんだコイツ〟と思ったし、まあジュリアはよかったけど、白川(未奈)とか変なヤツが持ち出して、白の価値と強さが失われてしまったと思って見てた。自分は昔みたいに赤(ワールド王座)と並ぶくらいの強さの象徴のベルトに戻したい」と決意を明かした。

11・3大田区大会で、スターライト・キッド(下)をいたぶり続けた小波
11・3大田区大会で、スターライト・キッド(下)をいたぶり続けた小波

 これでワールド、ワンダー、ゴッデス、アーティストとスターダムの主要王座はヘイトの手中に。この現状に小波は「そろそろベビーのヤツらは本気で怒る時だろ。これを見て〝自分がスターダムを変えたい〟と思ったヤツは名乗り出てこいよ。いつでも受けて立つよ」と呼びかけた。

 そして、この日は吏南とタッグリーグ「ゴッデス・オブ・スターダム」(7日、後楽園大会で開幕)にブルーゴッデスにエントリーしたことが発表された。「アーティストの防衛戦ができなくて、欲求不満な吏南がめちゃくちゃ暴れてくれると思う…(笑い)。でもまあ、優勝してゴッデスを持ってる刀羅ナツコ&琉悪夏と同門対決もいいよね。ベビーたちがお粗末だから、その間にヘイトで高め合えばいいだろ」。

 悪の女寝業師の防衛ロードから目が離せない。