天龍プロジェクト4日の後楽園ホール大会で、天龍源一郎(75)がリングに登壇し、あいさつをした。

 この日の大会は引退から10年を経た天龍の記念大会となっていた。メインイベントの鷹木信悟&拳剛 vs 岩本煌史&海野翔太が終了した後、天龍はテーマ曲「サンダーストーム」に乗せて車イスで登場した。花道の中ほどで車イスから降りると、歩行器具を使いながらリングインを果たした。マイクを握り「連休明けのこの日に、たくさんご来場いただきありがとうございます。面白かったね」と満足げな表情を浮かべた。

 その後マイクを天龍プロジェクト代表で娘の嶋田紋奈さんにバトンタッチ。紋奈さんは「この日に向けて、皆さんの前で歩く練習を大将(天龍)してたもんね。この姿が少しでも見せられてよかったです。長生きするのって楽じゃないなって思います」と目に涙を浮かべていた。再びマイクを受け取った天龍は恒例となっている「エイエイオー」を観客とともに大合唱して、締めくくった。

車イスから降り、歩行器具を使いながらも自らの足でリングインした天龍源一郎(中)
車イスから降り、歩行器具を使いながらも自らの足でリングインした天龍源一郎(中)

 この日の大会は天龍プロジェクト〝最後の後楽園〟として開催されていた。バックステージで天龍は「今日の大会は俺からの遺言ですよ」と総括。「曲がりなりにもちょっとレベルの高いプロレスを、今日みえたお客さんに提供できたという自負があるから。これが天プロだって。これを俺の遺言としてプロレスファンに残していきますよ」と笑顔を見せた。

 最後は「出てくれた選手全員にありがとうという気持ちですね。心配しなくてもハロウィン宝くじが当たってるから。ファイトマネーに上乗せして、みんなにカネ配ってるから大丈夫だよ」と冗談を口にして、控室へと去っていった。